コロナの影響で
病院の面会時間の制限や
死に目に会えないという情報が飛び交い
ご自宅での看取りを考えるご家族が増えています。
このことは、
私個人はとても嬉しく思っていて
どうか、自宅で療養されるご本人も
そして介護されるご家族にも
豊かな時間となって欲しいと願っています。
でも、正直なところ
そうはいかない現実があります。
慣れない介護に疲労感が溜まり介護される家族の
精神的な部分にも身体的な部分にも
苦痛が聞こえてきます。
それでも介護は家族が背負うもの
そんな風に思われている方が
多いように思います。
その負担をどうにか少しでも軽くできないか‼︎
診療所では、ある試みをしています。
在宅で療養されている方々の
暮らしをサポートする
「暮らサポ隊」の立ち上げです。
自宅療養されている方々はすでに医師や看護師などの
多くの方々のサポートを受けているとは思いますが
制度の中では
足りない部分があるのも事実です。
そんな時に、自己負担のサービスを加えていく
そのような提案となっていきます。
先日は自宅で療養中の奥様に
「ちょっと顔とかケアしてあげたら喜ぶと思うんだよね。洗面所に沢山化粧品を並べて、何やらよくやっていたから‥」と
旦那さまからフェイシャルケアのプレゼントを頼まれました。
脳梗塞による麻痺から
経口からの食事や水分が取れない状況
そして、医師からは厳しい状況だと余命宣告をされました。
その事実を静かに受け止めつつ
元気だった頃の奥様を思い出して
少しでも奥様らしい時間をプレゼントされたい
旦那さまの優しさが胸に沁みます。
そして、
こんなところにもセラピストとしての役割を
活かせる場があったなんて、感動です。
喜んで‼︎伺います。
お任せください
とびっきり美しくしちゃいますね。
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